Twilight Syndrome

夕焼け小焼けでまた明日。

何時何分何秒、地球が何回廻った時?
夕陽は止まったまま。ヒグラシは鳴いていた。
帰ろ帰ろおうちへ帰ろ。手を繋いで帰りましょ。
何処へ帰るのか?そんなこと忘れちゃったけど。

夏の終わり、唐紅に
揺れる君に恋をしたんだ。

夕暮れ色に染まる。
今ここにある全てが答えだと分かっても。
どうして日々は続く。
離れ離れの僕らの心を戻してよ。

悲しいこと、幸せだったこと全部飴玉にして
口に放り込んだら、涙が零れた。
赤と黒、白と青、相反する君と僕。
混ざり合ったらきっとこんな夕暮れになったでしょう。

君と二人、千早ぶる世界で
誰も彼も消えてしまった。

夕暮れ色に染まる
今ここにある全てが二人の答えだよ。
明日になれば君と
過ごした日々が全て想い出に変わっても。

どうして君を、忘れることができないんだよ。
街は闇に染まる。
動き出した時間を少しだけ戻してよ。

夕暮れ色に染まる
あの日見ていた全てが二人の答えだよ。
どうして日々は続く。
今ここにある全てが答えだと分かっても。

あの夏の夕暮れに
照らされた君は泣いてるの?

Hello, I know you are my twilight.


夜会

丑三つ時 さぁ乱痴気騒ぎだ
常識外れた輩と 夜が明けるまでショータイム
付かず離れず世間に溶け込んで
蓋を開けてみりゃあこのザマ
当て所なく夜は更ける

ようこそ今宵は夜会 遊びましょう

Crazies dance
壊れるなら 壊れるまで踊れ踊れ
Ready to dance
失うなら 全て捨てて踊れ踊れ

目醒めた時 その手にあるのが
お前の全てさ dance, we dance
死ぬまで生きる運めならば
we'll survive to die

夢の後でも乱痴気騒ぎだ
まかり通るのさ午前様 誰の目にも止まらない
前世見たような姿で現れた
お前の罪笑い飛ばそう
恙無く夜は更ける

人様は皆 形あるものに囲まれ
鎧纏って 何に怯えているの

Crazies dance
泣けるのなら 血も涙も流し尽くせ
Ready to dance
失うなら 全て捨てて踊れ踊れ

目醒めた時 そこで見るものが
お前の未来さ dance, we dance
死ぬまで生きる運めならば
we'll survive to die

Crazies dance
壊れるなら 壊れるまで踊れ踊れ
Ready to dance
失うなら 全て捨てて踊れ踊れ

目醒めた時 その手にあるのが
お前の全てさ dance we dance
死ぬまで生きる それでいいさ
we'll survive to die


SaGa

例えば雪の荒野を駆け抜ける
ハヤブサのように冷酷な一手を打ち抜けたら
翼が折れてもそこに翼が
あれば飛べないはずがないから
痛みと共にあの空へ

感情線を今越えて行く
消えかけの灯りと使いかけの希望と
この戦場へ刻み込む
死とは命の唯一の理解者です

瞳の奥に隠された君の
理想的な冷徹さが俺は好きだったよ
少しだけ脚を早めて言うのさ
「必要のないものは捨ててくわ」
それじゃあ 何から捨てようか?

感情線が今消えてゆく
本当の自分を知られるのが恐いから
この戦場へ刻み込む
嘘は突き通せば真実にも代わる

さあ 始めの合図を

可能性を今越えていく
想いだけで世界ごと書き換えてゆけ
この戦場へ刻み込む
君を選ぶ為に失われた生命

後悔は許されないから 心研ぎ澄ませ
ここから開ける世界で 自分だけ信じていこう


ハローアゲイン

いつもみたいに何処か出かけよう。
ノープランなんでしょう?ってあなた
やっぱり呆れていたけど。
街は今日、満開の桜で
ゆっくり散歩でもしようって手を引くから。

当たり前のことばかりで、幸せだと感じた。
それはきっと、春のせいとかじゃあなくて。

ハローアゲイン。明日も明後日もずっと
変わらずにはいられないこと、分かってるけど
悲しんでなんかいられなかった。
限られたこの瞬間を、笑って生きたいから。

迷わないように導いて。
目印はそう、間違いでも、あなたの行く道。

振り返れば、いくらだって
あなたのいない思い出はあるはずなのに
一つも思い出せないの。

ハローアゲイン。季節が巡ってくように
忘れてしまっても、あなたと過ごした日々
感じてる、それだけで良かった。
どれくらい、同じ気持ちでいてくれたの?

ハローアゲイン。たった一度だけでいい。
ワガママ聞いてよ、あなたを忘れたくない。
悲しんでなんかいられなかった。
春が散る、その時だけは、泣いて構わないから。
この瞬間、忘れないで。


Sprinter

熱い夏の光線を
遮る手を掴んで走った
波打ち際ではしゃいでいる
あの娘にでさえ目もくれずにいたね

ビー玉の中に映した
神様の青写真には
少しだけ大人びている
僕たちが変わらず笑ってた

鮮やかなスピードで追いかけて
全力で抜け出そうぜ
勝敗なんてもう関係ないね
理論とか計算じゃあない自分らしさで
捕まえてみてよ今すぐに

遥か目的地を越え
地球の裏側まで繋ごう
位置に付いたら始めようか
諦めた夢の続き

Free the real 渚にて
夏を駆け抜けて
澄んだ空の飛沫あげて
前に進めなかった 僕は何がしたかった
もどかしくて辛いほど 楽しんでなかった?

進めハイスピードでぶっ飛ばして
全力で追いかけて
天国まで辿り着けちゃうね
君の弾けそうな 眩しい笑顔奪って
見たことのない景色を

もっと遠くまで行けると
信じ続けたらあの日
出会えたことが奇跡的

今までの勝負はなしにして ゼロから始めよう
自由なままで さあ位置について
スタートダッシュできっと君を
追い越してみせるから 何処へも行かないで

鮮やかなスピードで追いかけて
全力で抜け出そうぜ
勝敗なんてもう関係ないね
理論とか計算じゃあない自分らしさで
捕まえるよ必ず 夏が終わる迄に

進めハイスピードでぶっ飛ばして
全力で追いかけて
天国まで辿り着けちゃうね
君の弾けそうな 眩しい笑顔奪って
見たことのない景色を
僕がこれから見せてあげるよ



GIRL (in the Twilight)

プラスティックみたいな空を
午前中から眺めている
時々考えることは 多分生きること
セロトニンの海の中を
悲しく揺蕩い続ける
揺らめく光に誘われ 水面探した

目を閉じてみれば あの青く澄んだ空を
金魚たちが ヒラヒラ泳いでる
君はずっとずっと 夢見る少女でいて
このまま閉じ込めておこう

ロマンティックな夕焼け空を
塗り潰したのはどうして?
不実なミステリーの予感 どうにか受け止めて
標的になったキメラたちも 元の姿でやり直し
一緒に頑張ってみようよ 先は長いんだもの

今でも遠く遠く離れてる月のように
誰にも渡したくない宝物
だからもっとそっと抱きしめて 壊れないように
あなたに閉じ込めてもらおう

だけどずっとずっと 夢見る少女じゃいられない
せーの!で一歩大きく踏み出すの
だからもっとそっと抱きしめて 壊れないように
あなたに閉じ込めてもらおう